旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。
当蔵は彌彦神社に仕える蔵として、天照大神の御曾孫、御祭神天香山命を祀った霊峰弥彦山の伏流水を仕込み水に、この地で酒造りを続けてきました。これからも変わらずに弥彦村の水、米、人の手で酒造りに取り組んで参ります。
また、2024年12月5日には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本の酒造りがますます世界から注目されてきておりますが、江戸時代より続く「多くの石数を造らず必ず清醸を期す」を家訓とした泉流醸造法の伝統を受け継ぎ、弥彦の酒蔵として日本酒だけでなくこの地域の魅力を発信することに努めて参ります。
最後に、皆様の健康とご多幸をお祈りするとともに新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年元旦
弥彦酒造株式会社
農業から醸造まですべて「弥彦産」彌彦愛國プロジェクト
「人と人のつながりで造ることができた酒。そのつながりがもっと広がり、もっと深まるような酒にしたい」
弥彦産の米で、弥彦の桜から分離した酵母で、弥彦の蔵元で醸造し、弥彦の書家がラベルを作る─「農業から醸造まで全量弥彦産の酒をつくろう」を目標に、弥彦酒造・越後中央農協弥彦支店・酒屋やよい・書家 田中藍堂・農家の方々、弥彦に生きる人々と立ち上がったプロジェクトです。
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